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GotoDMC!GotoDMC!
と言うことでデトロイト・メタル・シティの劇場版をなんばに見に行ってきました。漫画原作のメディアミックス作品がまあボロボロと雨後の竹の子の如く出てきてる昨今ですが、軒並みそれらの評価は微妙なことが多い中でその中でも割合評判の良かったこの作品。バイトでちょびっと臨時収入があったので、難波に出てきてた友人を誘って映画館へGO!してきました。


以下ネタバレ含みなので未観賞の方はご注意下さい。


感想としましては、未読者向け映画作品としては合格点以上、原作ファンとしては50点、DMC的にはFuck!って感じですかね。

起承転結ちゃんと綺麗にまとめているので全くの未読者がみる一本の映画としては十分合格点の水準にあるんじゃないでしょうか。DMC、社長、信者の皆様が生き生きと「Fuck!Fuck!」と宣ってる姿や、クラウザーさん伝説の再現を見ると、映像化による良さを最大限引き出し、尚かつ放映できるラインギリギリを模索しているスタッフの頑張りが感じられます。
主演の松山ケンイチによる根岸とクラウザーさんは想像以上の出来といえましょう。正に生きた伝説を体現していくクラウザーさん。特にライブ中のクラウザーさんのノリは素晴らしい、上映中に股間がビチョ濡れになってても文句は言いませんよ俺は!
また松雪泰子演じるデスレコーズの社長は実況でなら「ミエタ」と連呼するシーンを含め八面六臂の大活躍。中々こういう役って他のドラマや映画ではあり得ないでしょうねえ。脇役の面々も相当頑張っていたように思います(特にDMC信者の皆様)。
設定の無理とか今ひとつインパクトに欠ける部分とかが無いわけではありませんが、全くの0からDMCを楽しむのであれば、それなりに満足できるのではないかと感じました。


一方で、やはり映画としての企画を通すために打ったのであろうシナリオに対しては原作派から賛否両論が出ても仕方がないかな、と。
「夢」と言うテーマの下、全キャラが良い子すぎるのが最大の不満点です。遊園地のエピソード・東京からの手紙・実家での母親とのエピソードと劇中の言葉を借りるのであれば「甘すぎて吐きそうだ……(ウェップ」
原作を読んでいる方はお分かりのように、DMCは徹頭徹尾根岸崇一自身は報われず、勘違いとあり得ない齟齬が生み出すクラウザーさん伝説が大きなウリなわけです。
劇場版はそれを捨てた、捨てざるを得なかった、と言うべきでしょうか。「青春物語的な要素を孕ませる」、そういう形にしなければ話がまとまらないし、企画のゴーサインが降りなかったであろう事は容易に想像が付きますが、それはDMCたり得るのか、DMCであるべきなのか色々と意見が出そうな感触を受けました。


総合的に見ればそれなりに満足できる、映画館に見に行って良かった、と思える作品だと思います。いや、マイルドにしたとは言え多分地上波では流せないから映画館かDVDでしか見られないと言う側面も無くはないですけれども!
後、付け加えるならばSATSUGAIの出来は素晴らしい。あのどうしようもない歌詞をよくぞここまでちゃんとした楽曲に仕上げたモノだとちょっと感動してしまいました。
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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